【実録】ドーミーいんこは見た! 〜朝ごはんフェス富山1位の宿〜
2018年7月のことだ。
ある朗報を受け取ったドーミーいんこは、富山へと向かった。その朗報は、富山のみならず、日本中のドーミーインの活力になっていた。新たに日本一の称号を手にするかも知れない。そんな期待にも満ちていた。
その朗報とは…。
「朝ごはんフェスティバル2018」。楽天トラベルが開催している、宿泊施設の朝ごはん日本一を決めるコンテスト。その富山県代表の座を御宿野乃 富山が勝ち取った、という知らせだった。
「富山で1位になったのは、富山湾の宝石〝白海老〟の混ぜご飯、かぁ…」
白海老という名前は聞いたことがあったが、食べたことがないばかりか、よく知らなかったドーミーいんこ。富山に向かう前、本部で聞き込みをした。
「富山湾の海底谷を群泳する小粒な海老で、水揚げ直後、透明感のある淡いピンク色にキラキラ輝くことから、富山湾の宝石と言われています。いわゆる、ブランド海老です。徐々に色が白くなり、港に着く頃には文字通り、白海老になります」
「なるほど…」
ドーミーいんこは、目を細めた。
(もともと目は細いじゃないか、なんて言うな。意味を調べたまえ!)
なかなか食する機会のない白海老。富山市内でなら食べることもできるが、なかなかのお値段らしい。それが、朝食メニューとして食べられる。
いざ、朝食バイキング。ドーミーいんこは真っ先に白海老ご飯の炊飯器の前に行った。フタを開けると、混ぜご飯の香ばしさとともに、海老の香りがほんのり。
「白海老は白いまま…」
本部での聞き込みを思い出した。
「白海老はボイルしても白いままなので、ご飯に色を付けて、海老を感じられるようにしています」
さっそく口に運んだドーミーいんこ。残念ながら、うまく箸に乗せることができず、ご飯と一緒に白海老を口にすることができなかったが…。
「おや、白海老の風味がご飯からも感じられるぞ」
白海老感たっぷりのご飯にご満悦。次は白海老を箸でつまんでほうばる。
「わぉ、小さいけど食感プリプリ。まさに海老!」
富山県代表の味を満喫したドーミーいんこは、こう思うのであった。
「レトルトにして、売ってくれないかなぁ…」
ちなみに、御宿野乃 富山の「白海老ご飯」は、セカンドステージで惜しくも敗退。6品で争われるファイナルステージに進むことはできなかった。
「さぞかし悔しかろう…」
そう声を掛けようとしたドーミーいんこだが、それよりも早く、支配人の声が響いた。
「スタッフのミーティングで、接客でも1位になろう!という声が上がったんですよ」
「うるうる」
これには、ドーミーいんこもちょっと感動したのであった。(え? 白海老ご飯とどっちが感動したかって? 聞くな!)
そして、2019年も、朝ごはん日本一をめざす戦いが始まる…。
●御宿野乃 富山については、こちらから。
https://dormy-hotels.com/dormyinn/hotels/nono_toyama/?login=0
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